パソコンのメモリ不足を解消!おすすめメモリ3選もご紹介

公開日 2025/7/8 更新日 2025/7/8

監修者・著者名 シー・エフ・デー販売


パソコン作業で「重い」「遅い」と感じた場合、メモリ不足の可能性があります。メモリが不足している場合の症状や原因について押さえ、対策することが重要です。本記事では症状や原因のほかメモリ不足を解消する4つの方法をわかりやすく解説。また、おすすめのメモリ3選もあわせてご紹介するので、ぜひ参考にしてみてください。

目次


パソコンのメモリ不足とは?主な症状


メモリ不足の主な症状
・プログラムの起動が遅い
・頻繁にフリーズしたり、動作がカクついたりすることがある
・ウェブブラウザで複数タブを開くと応答しなくなる

メモリ不足が発生すると、パソコン全体の動作が「重い」と感じることがあります。アプリやソフトウェアを開いたり、インターネットブラウザでタブを複数開いたりすると、パソコンがフリーズすることがあります。とくにメモリを大量に消費するアプリやファイルを扱う際は、その重さが顕著に表れます。

メモリが不足すると処理に時間がかかり、パソコンやアプリがフリーズして作業中のデータが消えることもあるため、メモリ不足を感じたらまずは現在のメモリの使用状況を確認してみましょう。



メモリが不足しているか確認する方法


1.「Ctrl + Shift + Esc」でタスクマネージャーを開く
2.「パフォーマンス」タブでメモリ使用状況を確認

Windowsをお使いの場合は、上記の流れでメモリの使用状況を確認できます。メモリの使用率が100%に近づくにつれメモリ不足になる可能性が高いです。「パソコンの動きが遅い」と感じたら、定期的にメモリ使用状況をチェックしてみましょう。


メモリが不足する原因


複数のアプリを同時に起動している
HDDやSSDの容量が不足している
複数の周辺機器を接続している
そもそものメモリ容量が小さい

パソコンがメモリ不足になる場合は、「アプリを同時に開いている」などいくつか原因があります。以下で、主な4つの原因を見ていきましょう。


・複数のアプリを同時に起動している


複数のアプリやソフトウェアを同時に開いている場合、メモリの圧迫が起きやすくなります。

たとえば、動画編集、 3DCG制作、DTM(音楽制作)、オンラインゲームなど、メモリを多く消費するアプリを使う際はフリーズしやすいでしょう。また、ExcelやAccess大量のデータや複雑な計算式を扱う場合も負荷がかかります。

アプリを閉じているつもりでも完全に終了できていない場合や、バックグラウンドで起動しているものもあるため、都度チェックしてみてください。


・HDDやSSDの容量が不足している

パソコンの長期記憶装置(ストレージ)であるHDDやSDDの容量が不足していると、連動して短期記憶装置であるメモリも不足してしまうことがあります。

パソコンのメモリが不足すると、OSはHDDやSSDなどのストレージの一部を使って仮想的にメモリ領域を補います。しかし、ストレージの空き容量が不足していると、この仮想メモリの使用に支障が出て、結果として実際のメモリ不足と同じような状態に陥るのです。

さらに、HDDを利用している場合は、SSDよりも転送スピードが遅くなるためパソコン全体の動作に影響します。メモリ不足を感じたら、HDDやSDDの容量を確認し不要なデータを削除してみましょう。


・複数の周辺機器を接続している


パソコンに接続している周辺機器も、メモリ不足に影響します。一般的にマウスやキーボード等が挙げられますが、そのほか外付けのプリンター、HDD、USBメモリなど、複数の周辺機器を接続している場合は注意が必要です。

接続機器の処理にメモリが使用される場合があるため、使っていない周辺機器は取り外しておき、利用する時だけ接続してみましょう。


・そもそものメモリ容量が小さい


根本的な原因として、パソコンに搭載しているメモリ容量が小さい場合が挙げられます。パソコンの用途とメモリ容量が合っていなければ、すぐにメモリ不足になってしまうでしょう。

とくに大容量のファイルや高画質のゲームなどを扱う場合は、用途に合わせた容量のメモリを搭載することが重要です。


メモリ不足を解消する6の方法


不要なプログラムを終了する
不要なファイルやアプリを削除する
スタートアッププログラムを無効化する
Windowsの不要な機能の制限する
使っているアプリのアップデートする
メモリを増設する

それではここからは、メモリ不足を解消する具体的な方法を解説ます。以下6つの方法を一つずつ試してみてください。

・不要なプログラムを終了する


現在使っていないプログラムやアプリを終了することで、その分のメモリを解放します。この際、しっかりと終了できているかを確認してください。とくにバックグラウンドで作動するプログラムに注意が必要です。

少しでもメモリを節約するためにも、作業が終わったアプリはその都度終了させる習慣をつけましょう。


・不要なファイルやアプリを削除する


あまり使っていないファイルやアプリを削除することで、ストレージの空き容量が増え、メモリ消費を抑えられます。

まずはパソコンの中を確認し、不要なデータを消してスッキリさせてみましょう。過去にインストールしたまま使っていないアプリは、意外と容量を圧迫していることがあります。また、Windowsに標準搭載されている「ディスククリーンアップ」機能を使えば、一時ファイルやキャッシュなどの不要データをまとめて削除できるので便利です。
定期的にデータを整理する習慣をつければ、パソコンの動作を快適に保ちやすくなります。

また、HDDを使用している場合は、Windowsの「デフラグ(最適化)」という機能を使うと、プログラム全体を自動的に整理してくれるのでおすすめです。


・スタートアッププログラムを無効化する


スタートアッププログラムとは、パソコンの電源を入れたときに自動的に開始されるアプリやソフトウェアのことです。スタートアッププログラムには多くのメモリが利用されます。

不要なスタートアッププログラムを無効化することで、自動で起動するアプリやソフトウェアの数が減り、メモリ使用量を削減できます。パソコンの起動時間も短くなることがあるため試してみてください。

たとえば、以下のアプリやソフトウェアは利用する機会が少ない場合は、無効化しても問題ないでしょう。

・Cortana
・OneNote
・Xbox Game Bar
・Microsoft Store
・Microsoft フォト

・Windowsの不要な機能の制限する


パソコンの不要な機能を止めることで、メモリの使用量を減らすことができます。とくに「視覚効果 」機能をオフにするのが有効です。

Windows11の場合、以下の手順で設定してみてください。

1.「設定」から「システム」をクリック
2.「バージョン情報」から「システムの詳細設定」をクリック
3.「詳細設定」のタブから「パフォーマンス」欄の「設定」をクリック
4.「視覚効果」タブから「パフォーマンスを優先する」をクリックj

また、Windowsだけでなく、アプリやソフトウェア側にも機能制限が搭載されている場合があります。

たとえば、国内で広く使用されている 「Cubase」ソフトウェアには「フリーズ」という機能があります。CPU(パソコンのメイン頭脳)が解放され、同時にメモリ使用率を下げることが可能です。


・使っているアプリのアップデートする


更新データによりますが、アプリやWindowsをアップデートすることでメモリの最適化につながることがあります。

最新バージョンのアプリやOSでは、古いバージョンよりメモリの使い方がより効率的になるように改善されていることがあります。

Windowsではパフォーマンスを向上させるためにアップデートを行っていることがあるので、最新の状態に更新してみましょう。


・メモリを増設する


上記の方法を試してみてもメモリが足りない場合は、メモリの増設を検討しましょう。まずはお使いのパソコンがメモリ増設に対応しているかを確認します。メモリの増設ができないパソコンもあるため注意が必要です。

また、増設するメモリを選ぶ際はお使いのパソコンに対応した規格のものを選びます。予算に余裕があればメモリが余るぐらいの容量を選ぶのがおすすめです。

メモリを増設する方法は以下の記事でくわしく解説しているため、ぜひ参考にしてみてください。



パソコンのメモリ容量はどのくらい必要?


メモリは、使用用途によってその容量が異なります。メモリを選ぶ際は、まずはどのような用途でどれくらいのメモリを使用するのかを把握しておきましょう。

以下、パソコンの主な使い方と必要なメモリ容量の目安です。

主な使い方 メモリ容量の目安
ウェブサイトの閲覧 4GB(最低限)~8GB
ExcelやWordの使用 4GB~8GB(マクロなどを多用する場合)
動画や画像の編集 8GB~32GB以上
ゲームやVRの使用 16GB~32GB以上

上記容量はあくまで目安です。大容量であればあるほど快適に使用できますが、メモリの規格とパソコンの機種ごとに搭載可能な最大容量が決まっているため事前に確認しましょう。特にWindows11では必須環境が4GBのため、アプリケーションの利用にはより多くのメモリが必要になります。

また、メモリを選ぶ際はパソコンの主な使用用途に合わせて決めることが重要です。ウェブサイトの閲覧などが主であれば、小さなメモリでも問題ありません。しかし、動画編集やオンラインゲーム、VRなどを使用する予定があれば、大きな容量のメモリを選びましょう。以下の記事でゲームプレイ、動画編集に必要なメモリ容量を詳しく解説しているので参考にご覧ください。



メモリ不足を解消!おすすめメモリ3選


・W5U5200CS-16G(32G)/デスクトップ【迷ったらこれ!お困りの際のサポートも】

CFD Standard DDR5-5200 デスクトップ用メモリ 2枚組 16GB / 32GB

メーカー:CFD販売
容量: 32GB x2、16GB x2
おすすめポイント:協力工場による数百に渡るチェック・テスト工程をパスした高品質メモリ。購入後30日までは相性保証サービス対応。

・W4U3200CS-16G(8G)/デスクトップ【高コスパ&高パフォーマンスDDR4メモリ】

CFD Standard DDR4-3200 デスクトップ用メモリ 2枚組 16GB / 8GB

メーカー: CFD販売
容量: 16GB x2、8GB x2
おすすめポイント:低コストでメモリのアップグレードに挑戦!増設するメモリを相談できる「メモリコンシェルジュ」対応。安心の永久保証。

・D4N2133CS-8G(4G)/ノートパソコン【ノートパソコンのDDR4メモリ増設におすすめ】

CFD Standard DDR4-2133 ノート用メモリ 1枚組 8GB / 4GB

メーカー:CFD販売
容量:8GB x1、4GB x1
おすすめポイント:ノートパソコンへのDDR4メモリ増設におすすめ。購入後30日までは相性保証サービス対応。


使い方やメモリを見直して、容量不足を解消しよう


パソコンが「重い」と感じたらメモリ使用状況を確認しましょう。メモリが不足している場合は、不要なアプリ・プログラムを終了させたり、不要なデータを削除したりする対処法が考えられます。そのほか、パソコンに搭載されている機能の設定を見直したり、不要な機能に制限をかけたりすることも有効です。上記の方法を試しても改善しない、そもそもメモリ容量が小さいといった場合には、メモリの増設を検討しましょう。

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