下田海中水族館にて水中ドローンを使用した入り江内点検・イベントデモを実施
CFD販売は、水中ドローン「Gladius Mini」による水中の点検作業とイベントデモを、下田海中水族館(静岡県下田市)にて実施致しました。
点検作業では、従来、潜水士が行っていた作業を水中ドローンを使用して代替し、水中の網や海底の魚の状況について点検・観察を行いました。
また、イベントデモでは、大水槽内の「Gladius Mini」と、VRゴーグルを連携し、まるで水中にいるような感覚を体験するデモを実施しました。
実験内容
入り江の点検
下田海中水族館は天然の入り江を利用している水族館です。台風や潮の流れに影響を受けやすく、入り江のネット点検は日々行う必要があります。台風の後は、海底状況が不安定で、危険を伴う作業になるため、潜水士の代わりになる点検ツールが必要です。
⇒水中ドローンを使用して、網目の点検や魚の生息状況を確認致しました。チルトロックモードを搭載した「Gladius Mini」は最大45度の傾きを設定することが可能です。網目の点検においても角度を調節することで潜水士の目視と同じように点検することができました。
養殖用いけすの網目の点検
養殖用のいけすは、日々、網目の点検や魚の生息状況を把握する必要があります。しかし、潜水士以外の点検ツールがなく、定期的に状況を把握することが困難でした。
⇒水中ドローンを使用して、網目の点検や魚の生息状況を確認致しました。チルトロックモードを搭載した「Gladius Mini」は最大45度の傾きを設定することが可能です。網目の点検においても角度を調節することで潜水士の目視と同じように点検することができました。
大水槽内の付着物や魚の生態確認
伊豆の海を模した大水槽内は、総排水量1300トンの水を使用する非常に迫力がある水槽。良好な水質を維持するために、付着物の確認や魚の生態確認をする必要があります。
⇒静音設計された「Gladius Mini」は、水槽内の魚を驚かさずに、付着物の点検や魚の生態を確認することが可能です。今回も魚に不要な刺激を与えず、大水槽内の生態確認を行うことができました。
水槽イベントデモ
VRゴーグルを使用することで、魚の目線を体感できるイベントデモを実施致しました。よりリアルな水中世界を体感することができる新しい楽しみ方のご提案です。