ニュースリリース

2019/09/05

CFD CG3VZ シリーズ SATA接続 SSD 1TB/512GB/256GBの取扱開始

CFD販売株式会社(本社:名古屋市中区)は、Solid State Drive(SSD)「CSSD-S6M01TCG3VZ」「CSSD-S6M512CG3VZ」「CSSD-S6M256CG3VZ」の取扱を開始いたします。

SSD

CFD Selection CG3VZ エントリーモデル SATA接続 2.5型SSD 256GB

CSSD-S6M256CG3VZ

SSD

CFD Selection CG3VZ エントリーモデル SATA接続 2.5型SSD 256GB

CSSD-S6M256CG3VZ

店頭想定売価 オープン価格
発売予定 2019年9月中~下旬より順次
種別
メーカー CFD Selection

この製品について

  • CFD エントリーモデルSSD 1TB
    Smart ZIP™を採用し、データの書き込み処理の効率化と耐久性を向上
    CSSD-S6M01TCG3VZ

主な特長

メディア掲載

エルミタージュ秋葉原

エルミタ的速攻撮って出しレビュー Vol.781

製品特長

人気のPhison S11TコントローラにMicron製3D TLC(B27A)を搭載し、CG3Vよりも容量が増えたコストバリューモデルです。

圧縮技術 Smart ZIP™を採用し、データの書き込み処理の効率化と耐久性をアップ!

Smart data processing、Data Predict & FetchでRead/Writeのパフォーマンスが向上します。

Smart data processing

CG3VZは空き容量に応じて、Read/Writeのパフォーマンスをディスクの空き容量に基づいて調整し管理します。
空き容量が残っていると、ファームウェアはRead/Writeコマンドを継続し実行します。
メモリを割り当ててガベージコレクションを行う必要がないため、Read/Writeパフォーマンスは加速します。
反対に、容量が少ない時はメモリを解放するためRead/Writeのパフォーマンスを落としガベージコレクションを実行します。
そのため、Read/Writeパフォーマンスは低下します。

Predict & Fetch

通常、ホストがSSDからデータを読み取ろうとするとSSDは1コマンドを受け取った後に、1回データの読み取りアクションを実行します。
ただし、CG3VZでは、Readパフォーマンスを向上させるためData Predict & Fetchを実行します。
Data Predict & Fetchは、ホストがSSDにSequential Read コマンドを発行した際に、自動的に次のコマンドが実行されることを期待し、SSD側で次のコマンドを受信する前にデータの準備をします。
そのため、ホスト側はデータ受信をするまでに長く時間が掛からず高速にデータ処理が可能となります。

SmartZIP™

NAND フラッシュにデータの書き込みを行うには時間が掛かります。
Write性能を向上させるため、CG3VZは圧縮技術 SmartZIPを利用します。
ファイルの種類に冗長パターンが違う、種類に応じて圧縮できるかどうかに関係なくエンコードエンジンSmartZIPによって実際にフラッシュに書き込まれるデータ量を減らすことが可能です。
圧縮せず書き込むSSDと比較すると、書き込まれるデータが少なくすむため書き込み効率の向上と共にSSDの寿命(耐久性)も向上します。

ダイナミックキャッシング

より良い耐久性とパフォーマンスを提供するためダイナミックキャッシング(SLCキャッシング)を採用しています。

NAND Flash Management

①Error Correction Code (ECC) / LCPC ECC

フラッシュメモリセルは使用することで劣化し、記憶データにランダムビットエラーを発生させることがあります。
そのため、読み取りプロセス中に発生したエラーを検出して訂正し、データが正しく読み取られることを保証し、データを破損から保護するECCアルゴリズムのLDPC(Low Density Parity Check)を適用します。

②Wear Leveling

高度なWear Levelingアルゴリズムを実装。
動的および静的Wear Levelingアルゴリズムの両方を実装することで、NAND Flash の寿命を大幅に向上しています。

③Bad Block Management

Bad Blockを効率的に管理するアルゴリズムを実装し、工場で製造するタイミングでBad Blockを検出し、使用時に発生するBad Blockを管理します。
インテリジェンスなアルゴリズムによってデータがBad Blockに保存されるのを防ぎ、データの信頼性を向上させます。

④TRIM

SSDの読み書き性能とスピードを向上させる機能です。

⑤SMART

SMARTは、Self-Monitoring , Analysis and Reporting Technology のイニシャルをとったもので、ハードディスクドライブが自動的にその状態を検出し、潜在的な障害を報告することを可能にするオープンスタンダードです。
SMARTによって障害が記録されると、ユーザーは予期しない停電やデータ損失を防ぐためにドライブを交換することを選択できます。 さらに、SMARTは、予防的なアクションを実行する時間がまだある間に、差し迫った障害をユーザーに知らせることができます。

⑥オーバープロビジョニング

オーバープロビジョニングとは、SSDの総容量の一部を別途確保します。
その領域を利用し、SSDのパフォーマンスや耐久性を向上させることができ、耐用年数を通してNAND Flash の劣化を低減し長寿命化を実現するための機能です。
オーバープロビジョニングの領域はユーザーがアクセスすることができず、ホストであるOS側からは見えません。
オーバープロビジョニングの領域はSSDのコントローラの使用に限定されます。

Device Security

①Secure Erase

Secure Eraseは標準のATAコマンドで、HDDとSSDのすべてのデータを完全に消去するために「0xFF」値を書き込みます。
このコマンドが発行されると、SSDコントローラはそのストレージブロックを消去し、工場出荷時のデフォルト設定に戻ります。

②Write Protect

SSD内で不良ブロックが多い状況で、データが連続して書き込まれると、SSDは使用できなくなる可能性があります。
従って、Write Protectは、不良ブロックが多発しているとデータを書き込みを防ぎ、SSDに格納された既存データの正確性を保護するために働くメカニズムです。

仕様

JAN CSSD-S6M01TCG3VZ:4988755051415
CSSD-S6M512CG3VZ:4988755051408
CSSD-S6M256CG3VZ:4988755051392
容量 CSSD-S6M01TCG3VZ:1 TB
CSSD-S6M512CG3VZ:512 GB
CSSD-S6M256CG3VZ:256 GB
フォームファクター 2.5 インチ
インターフェース SATA 6Gbps
プロトコル
コントローラー Phison PS3111-S11T
NANDフラッシュ 3D NAND TLC(Micron B27A)
キャッシュメモリ
Sequential Read (Max) 550 MB/s
Sequential Write (Max) CSSD-S6M01TCG3VZ:510 MB/s
CSSD-S6M512CG3VZ:510 MB/s
CSSD-S6M256CG3VZ:500 MB/s
Random Read (Max) CSSD-S6M01TCG3VZ:69K IOPS
CSSD-S6M512CG3VZ:65K IOPS
CSSD-S6M256CG3VZ:64K IOPS
Random Write (Max) CSSD-S6M01TCG3VZ:87K IOPS
CSSD-S6M512CG3VZ:85K IOPS
CSSD-S6M256CG3VZ:85K IOPS
TBW CSSD-S6M01TCG3VZ:1170 TBW
CSSD-S6M512CG3VZ:430 TBW
CSSD-S6M256CG3VZ:250 TBW
MTBF CSSD-S6M01TCG3VZ:200万 時間
CSSD-S6M512CG3VZ:200万 時間
CSSD-S6M256CG3VZ:200万 時間
保証期間 3 年
サポート TRIM、S.M.A.R.T、Smart Zip、Bad Block Management、Over-Provision、RoHS
備考 ※本製品の故障内容を問わず、ご使用機器本体のダメージや記録されたデータの破損または消失については責任を負いかねます。保証規定をお読みの上、ご利用ください。
※転送速度は弊社にて確認した数値です。すべての環境おいて保証されるものではございません。
※製品の仕様・付属品などは予告なく変更される場合があります。