製鉄所における水中ドローン導入事例

製鉄所の水中部における点検や調査については、その都度、潜水士に依頼し、水中に潜って、目視点検や補修作業を行ってきました。しかし、水中作業は潜水時間や潜水深度の制約もあり非常に過酷で、常に危険をともなうため、安全性の担保や高いコストが課題となっていました。

水中ドローンで、人件費の削減・安全性の担保など課題を解決

わずか3.9kgの小型筐体で、水中のすみずみまで調査

製鉄所の水中部における点検や調査における安全性の担保や高いコストに関する課題を解決する手段として、今回、水中ドローン「FIFISH V6」を導入して頂きました。

今回導入されたQYSEA社の水中ドローン「FIFISH V6」は機体重量がわずか3.9 kgと小型で、一人でも持ち運びや操縦が可能です。そのため、様々な場所で手軽に点検を行うことができ、問題発生が予測される箇所を早期に発見、予防策を講じることが可能です。

水面から上向きに調査が可能

一般的な水中ドローンは水中の点検がメインですが、QYSEA社の水中ドローン「FIFISH V6」は上向きでも操作が可能です。水面からカメラを露出した状態で、海岸設備や桟橋の下の点検が行うことができます。

水中インフラの点検ツールとしての水中ドローン

近年、日本のインフラ設備の老朽化が問題視され、点検の必要性が高まる中、水中インフラの点検ツールとして、水中ドローンは非常に注目が集まっています。水中ドローンの性能は飛躍的に向上しており、これまで人が行ってきた作業を代行できることも増えてきています。水中ドローンを導入・活用される企業・団体様も年々増加しており、今後の活躍がますます期待されます。

本事例で使用された機体

使用水中ドローン

FIFISH V6

点検内容

取水口点検・排水口点検・水中パイプライン点検・桟橋点検・沈殿池点検

実際の点検の様子

導入製品情報

水中ドローン QYSEA 「FIFISH V6」

FIFISH V6はコンパクトサイズの全方位水中ドローンで、水中を高画質で撮影できる4K UHD カメラを搭載しています。
また、独自の技術開発によって、あらゆる方向へ自由自在に姿勢維持が可能。直感的に操作ができます。

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